Oral management 周術期口腔管理について

一般的に「周術期」とは手術前の入院から手術、術後の一連の機関の総称です。

周術期口腔管理

口の中のプラークが感染症のリスクを高めます。

口の中はプラーク(歯垢)1gにつき細菌が1000億~1兆個ほど存在します。
手術前は全身の抵抗が低下するため、これらの細菌による感染症(肺炎や口の中の感染症による食事の障害、体内の人工物の感染)のリスクが高くなります。
手術前から口の中の細菌数を減らし、感染している部分を除外することで、これらの感染を予防できることが知られています。

一般的な治療の流れ

  • 病院担当医、担当歯科医から周術期口腔管理の依頼を受ける(紹介状の受け取り)
  • 管理・計画の作成
  • 治療、定期ケア

※紹介状などがない場合もこちらからお問い合わせできますので、お気軽にご相談ください。

当院での口腔管理

周術期口腔管理は手術だけでなく、化学療法やそれに準ずる分子標的薬による治療から緩和ケアなど幅広い治療の期間中に口腔内の管理を行うことも含まれます。
当院では、病院への通院の方や在宅ケアを受けられている方への口腔管理を行います。